設計事務所の厚生年金

厚生年金加入者数の減少と受給者数の増加が収益バランスを崩し始めているようです。

掛金収入と給付費の差が年々マイナス方向に向かっていけば成り立たなくなることは明白です。

そこで厚生年金基金の見直しとして「確定給付年金+確定拠出年金」制度への移行の検討となりそうです。

現状の社会環境からすると年金受給者は給付金が減額となり、物価が上がれば益々生活が苦しく、ましてや病気治療が難しくなる等、想像のつかない老後となりそうです。

一方、現役バリバリの人たちは現在の負担と退職後の生活をどのように対処していけば良いか不安があるはずです。

 それなりの立場で具体的に対処法の方針を決めていく時期だと考えますがいかがでしょう。


今年度(H27年度)で解散となりました。「代行部分」は老齢厚生年金として国が引き継ぐとのこと。