設計コンサルタント

設計者は常に委託者側の立場であり、その要望をまとめ、建物調査結果を含め経験と知識を活かし工事内容をまとめていきます。尚、設計者は経験と能力を活かし、いろいろな提案が可能です。

「Tお花茶屋」の場合、近所のマンションに引けを取らない建物にしたい!との要望の元、廊下外壁にタイルを貼ろう!廊下床、バルコニー床は長尺シート貼り、通用口扉をオートドアに変更!防犯を兼ね録画できるインターホン取付、給水は都の指導もあり受水槽を止め増圧給水方式に改善、その跡地を倉庫又は自転車置き場へ利用等、提案及び資金計画を行います。

上記の提案を施工業者(設計施工一貫委託の場合)が行うと修繕委員会として中々決めづらいものです。

工事予算を含め躊躇してしまいます。又、施工業者は工事予算に合わせた施工範囲の提案を行わざるを得ません。

管理会社主導の修繕計画は基本的に長期修繕計画に従い、予算に合わせた忠実な提案を行います。思い切った改善提案は業務が増え、予算が増額となるため難しい立場です。

設計コンサルタントは予算5000万円としても、予算は別として必要とされる工事項目を総て計上し修繕委員会に提示します。例へば工事費6000万円必要となれば仕様検討、業者選定(見積合せ)を経て工事予算と工事内容を守ります。

施工業者(設計施工)へ委託の場合。工事予算5000万円として、工事内容から概算6000万円になったとして、減額案や出生値引きして予算に合わせたとしても利益を含めた工事内容の提案をせざるを得ません。

たとへ好意的な思い切った提案や無理なサービス工事費でも判断に難しいものがあります。

やはり大規模修繕工事は設計コンサルタントとの採用検討をお薦めいたします。