「ここでなら死ねる!」軽費老人ホームの改修工事

経年劣化により改修工事が必要としていた時、補助金の目途が立ち実行することが決まり設計指名を戴いた。施設側の要望をもとに計画案を作成し協議を重ね設計が完成するに至った。工事期間は約半年間、入居者は工事期間中、施設近くに仮設住宅を建て生活することとなった。オール個室で必要設備が整えられ、共用部には団らんコーナー、和室、集会室、展示コーナー及び日常生活として食堂、浴室等が整備された。

特に入居者同士の交流を大切とする施設側の方針が盛り込まれた施設に生まれ変わった。工事が完成し仮設住宅から移動とともに完成祝い米寿祝いが催ようされた時に「ここでなら死ねる!」 との入居者の発言に施設関係者が感激されていた。

当時、入居申し込みは2年待ちとのことであった。 リンク